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フルコン化に挑むC.C.Oの進化

顧客ブロガーSです。 日本向けローバーミニは 細かい仕様の違いなんかを 乱暴に割愛してしまえば、 97年がほぼ最終アップデート版。 それってどんな時代だったのでしょう。 パソコンでたとえてみると‥‥、 まだWindows95の時代です。 一般家庭にパソコンを普及させ、 インターネット黎明期の到来でした。 スケルトンボディのiMacが登場したのは98年。 家庭用モデムがISDN化され、 インターネット常時接続が可能になった。 って聞くと、なんか大昔ですね。 現代のスマホの性能は あの当時のパソコンよりも なんと1000倍も優れていると言われます。 4ケタの進化ですよ!!!!! そりゃAIだDX社会だ自動運転だって 変化していきますよね。 というわけで、 ミニの頭脳はいかがでしょう。 備え付けてあるECUは、 最新でも97年のコンピュータです。 しかもボンネットの中という 超絶に過酷な環境で稼働し続けています。 …と、冷静に考えれば、 コイツが今のテクノロジーにも通ずる 優等生なわけがありません。

パソコンだったらほぼ化石です。

完全に終わっとるやん!


(※上記はプログラムを書き換え調整中のモニタ) 時は流れて2021年。 太田純司社長はフルコン化 (純正ECUを凌ぐフルコンピュータシステム) に目をつけました。氏曰く、 キャブは手仕事で調整できますが、 インジェクションはソフトウェア制御です。 コンピュータ内はBLACK BOXで システム開発までは手が出せませんでした。 …けどッ! ワタシの今旬はフルコン化の猛勉強です! 今やプログラムの書き換えを できちゃう知恵も付け、 “こうすれば調子が出るor出ない” っていうポイントも掴みました。 メカでも塗装でも電気でも 化学でも電気電子でも熱でも物理でも流体でも プログラミングでもソフト開発でも ネコも杓子もチョーチンも、 まだまだスキルを進化させてこそ C.C.Oなんですよ。 お客様のクルマにも 責任をもってECUのプログラム制御が できるようになるまで まずは自分のクルマでいろいろ試すつもりです。 いや〜これから楽しみが増えました。

(※上記は7ポート化されたフルコン調整中のエンジン) え〜〜〜!なんかズルくね? ワシのクルマなら喜んでモルモットになるけど。 これから仕上げるミニは ここまで進化できるとなると 安心なんだろうけれど、 ますます高級化していきそうで ちょっと怖くもあるな…。 この技術を完全にモノにすれば、 ファンは全国に拡大しそうですけど‥‥ 近ごろは販売車両を 東海3県の方だけって決めていますよね。 このルールってどうよ! って大論争は、また次週に! (※好評YouTube第5弾もよろしく!)

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